新作 初合わせ
今日は自分にとって本番のような日でした。
川崎市麻生にある日本基督教団まぶね教会にて、志樹逸馬詩、信長貴富曲、
『女声合唱とパイプオルガンのための 詩篇』の初オルガン合わせです。
合唱団員が全員が入れるスペースということで、埼玉の皆さんには少し遠い旅となってしまって申し訳なかったのですが、実現できて良かったです。
翠声会の皆さんの声が教会に柔らかく響いて、木のパイプのオルガンとよくマッチしていました。
指揮の赤坂さんも作品にじゃんじゃん命を吹き込んでいきます。(鬼練一歩手前なのは秘密!)
一方、私のほうは… 本番の川口リリアとは全然違うオルガンなのでレジストレーションも妄想上、アシスタントの方も今日はいないので自分でストップ操作と譜めくりをし、背後の指揮者を鏡で覗きながら弾くという、なかなかに過酷な環境でした。
でも今日はそのくらいやっておいた方が良いんじゃないかと、敢えて悪条件でやってみました。
⭐︎今日やってみて良かったこと
・作品の全体像が見えた
・合唱が語る(志樹逸馬さん)の言葉を受けて、微妙なニュアンスやテンポの揺れを体感できた
・曲の求める音色のイメージがハッキリしてきた
⭐︎より準備と注意が必要と感じたこと
・曲間ごとのレジストの指差し確認
・歌をサポートできるようなフレージング
・万が一、鏡から指揮者が消えたとしても(!)対応できる心の準備と歌の暗譜
次の1ヶ月はイメージの中で合わせる練習がたくさん必要になってきます。
怖いけれど、楽しい。
「詩篇」というタイトルがつけられたように、この作品は教会で演奏されるのにとても相応しいので、いつかここで本番ができたらいいなあ、なんて思います。
次回の合わせはまた違うスタジオで10/20に行います。
コンサートの詳細はこちら↓
【翠声会Ⅱ組第10回演奏会】
♪女声合唱と口笛とピアノのための クリスマスソングメドレー 「聖夜に鳴り響く」
♪過去の演奏曲から歌いたい曲を投票で選んだ「わたしたちの うたあゆみ」
♪30周年記念 委嘱作品
女声合唱とパイプオルガンのための「詩篇」 詩 志樹逸馬 曲 信長貴富
コンサートの聴きどこ、見どころについてはまた書きます。
よろしければ聴きにいらしてください!
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