コール・アザレア コンサート『月の角笛に遊ぶ』無事に終演いたしました。
気づけば単独演奏は10年ぶり。そのあとは女声合唱団メルや翠声会II組の皆さんともに一緒にステージに立たせていただいたりと交流を深めていましたが、やはり単独となると全て自分たちで運営。大変だったと思います。
今回11名のオンステでした。体調面で一緒に歌えなかった仲間もいますが、それも含めてメンバーたちの想いをステージに乗せて歌い切ることができたのかな。終演後の晴れやかな顔がそれを物語っていました。
プログラムを考える段階ではなかなか時間がかかりました。人数、体力、お客さん、ホール、準備期間…etc. 多くは無いレパートリーの中から何を選んでどうやって並べるか。正直何度も頭が痛くなり笑
結果、木下牧子さんの『月の角笛』を3分割して、他のレパートリーをそれぞれの季節に強引に取り混ぜるという構成となりました。「月」というテーマを軸として、お客さまにはゆったり自由に今年を振り返っていただけたらいいなと。
コロナ禍で2声の作品に多く取り組んだのは実り多いことでした。合唱って2声がいいな。いや、もっと言うとユニゾンが1番いいな!
ユニゾンが豊かに響く合唱団は素敵だなと思うのです。「合唱団のユニゾンのための組曲」とかできたらいいのに笑 長いフレーズも歌えるし笑
とか言いってるのに、私の強引な希望でアカペラ4声にもチャレンジしてもらいました。
ピアノの伊藤優里さんにはピアノソロで「月の光」を、田中とはクリスマス讃美歌の連弾もご一緒いただきました。
赤坂有紀さんには鈴のような美しい音色の鍵盤ハーモニカでアンコールの「上を向いてあるこう」でかっこいいオブリガートでステージに華を添えてくださいました。
温かいお客さん。聴いてくださる方が一緒にコンサートを使ってくださるのだなとしみじみ。ずっと練習だけしていても永遠に完成しないのですね。
10月に亡くなられた大切なメンバーの一人。聴きにいらしてたかな、歌ってたかな。いつも明るく笑顔だった吉田さん。ありがとう。
みんなでの打ち上げは久しぶりでした。
牡蠣の串揚げ初めていただきました。美味しかった。
さあ、少し休んだらまた次に向かいましょう!
応援ありがとうございました。
「悲しみは雲の影に
悲しみは月の影に」
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