女声合唱団ぴゅあはーとクリスマスコンサート

女声合唱団ぴゅあはーとのクリスマスコンサートに指揮者の山脇卓也さんのお声がけいただきオルガンを弾かせていただきました。

終演後、笑顔の皆さんと

ぴゅあはーとはご覧の通り赤いドレスの似合う麗しい女性の皆さん。歌声もピカピカで伸びやか。東京都を中心に活発な演奏活動を続けている元気な合唱団です。

アカペラ作品のリハーサル中

クリスマスコンサートのプログラム

四ツ谷にある日本基督教団番町教会は2018年に新しいパイプオルガンを迎え入れています。

制作はドイツのJäger&Brommer社、設置協力と技術サポートは株式会社望月オルガンさんとのこと。この教会専用に新しく作られたものです。教会にパイプオルガンを導入するまでにはたくさんのご苦労があったとお察しします。

完成は2018年の12月なのでちょうど5歳ですね。まだ若いオルガンなので、馴染むまで特有の不具合などもあるそうです。

表の写真からはわかりませんが、このオルガンには計1008本のパイプが備えられているそうです。ロマンチックな音もあります。

当日は指揮者の山脇さんにバランスを聴いていただき、フォーレは割とふくよかな音に、賛美歌ステージは落ち着いた素朴な音に。

準備していったものとわりと逆のレジストレーションになりました。こういう作業は一人では難しいので、誰かが聴いてくれる合わせが命です。

特に当日にレジストレーションが変わると本番までの間に頭の整理をしないと正しく運転できなくなってしまうのでとても神経を使います。(一番のドキドキポイント)

今回は演奏中にペダルのパイプが鳴らなくなってきてしまって、即座に手で低い音を弾いたりすることもありました。

色々ありましたが、本番の神様に助けていただき無事終演。

クリスマスの讃美歌ステージでは柳下牧師が讃美歌の解説をしてくださったのがとっても良かったです。

今回は思いがけない機会をいただきありがとうございました!

オルガン席から。結構高い。合
唱団の音が鳴り響いています。
指揮の山脇さんと。敢えて白黒。

最後に…

「どうして今オルガンなの?」って最近よく聞かれるので考えているんですけど、やっぱり合唱指揮とオルガンは自分の根底では繋がっているからなんだと思います。鍵盤があるので外から見ると同じとは言えないけど、内側でやっていることが似ているんですね。

まだまだ知らないことだらけですが、続けてゆきます。