〈Lemlunay〉④沖縄・フィリピン-児童合唱オンライン交流プロジェクト

2021年6月24日

Young Voices of the Philippines と名護ジュニアコーラスの歌の交流は6/15に第3回目を迎えました。

★このプロジェクトの経緯や前回の練習の様子については過去の記事をご参照ください。

https://emi-denchan.com/wp-admin/post.php?post=187&action=edit

今回の交流プロジェクトの最後にテレコーラスで作品発表するのはこの4曲です。

ここにそれぞれの合唱団の演奏を加えて計8曲のオンラインコンサートを8月末に行います。

フィリピンの民謡から

♪「Si Pilimon」 ♪「Lemlunay」

沖縄の民謡から

♪「花ぬ風車」 ♪「いったーあんまーまーかいが」

新しい編曲はすべてYoung Voices of the Philippinesの指導者で作曲家のJude Roldanさんがこのプロジェクトのためにアレンジしてくださいました。

さて、3回目のオンライン交流ではフィリピンの南に位置するミンダナオ島のティボリ族の子守歌である"Lemlunay"を取り上げました。

Young Voices of the Philippinesの指導者であるMaria Theresa のさんとJudeのさんご夫妻が、7年前にこの部族の住む集落を訪ねて歌の録音をさせてもらったとのこと。

この部族の歌を継承する「歌い手」と言われる方はもう数少なくなってしまって、その最後の一人と言われている方を訪ねたそうです。録音を残しておかないと、後に聴くことができなくなるからです。

そのときの音源やビデオを、Maria Theresa先生がティボリ族の衣装を着ながら紹介してくださいました。

今回は文章ではなく動画で、交流の様子をご紹介したいと思います。

最初はメゾのパート練習をしています。

沖縄の子どもたちだけでなく、マニラに住むYVPの子どもたちにとっても珍しい映像だったようで、ビデオに見入っていました。

彼らがホストのときはいつもお祈りで始まり、お祈りで終わります。今回はガブ君が担当してくれました。

一週間休んで、いよいよ6/29は最後の曲「いったーあんまーまーかいがー」の練習です。

少しずつ録音や録画の準備にも取り掛かっています。またご紹介しますね。