〈花ぬ風車〉③沖縄・フィリピン-児童合唱オンライン交流プロジェクト

2021年6月24日

Young Voices of the Philippines と名護ジュニアコーラスの歌の交流は6/8に第2回目を迎えました。

★このプロジェクトの経緯や前回の練習の様子については過去の記事をご参照ください。

先週のフィリピン・ルソン島の歌「Si Pilimon」に引き続き、今回は沖縄の歌「花ぬ風車(かじまやー)」に挑戦です。

〈今日の練習メニュー〉

1.名護ジュニアの皆さんによる歌の紹介と発音練習

2. 三部屋に分かれてパート練習

3.何でも質問タイム

4.お互いの国の言葉を覚えよう

5.マイクをオンにして挨拶

「花ぬ風車」は沖縄のよく知られた歌ですが、子どもが風車を持って遊んでいる情景とは別に、もう一つ意味があることを野原先生が教えてくださいました。

沖縄では97歳になるとまた童心に返るということで、風車などで派手に飾り付けをした乗り物にその方を乗せて地域をパレードするお祝いをするそうです。それが「カジマヤー」。お祝いする側の皆さんもその長寿にあやかりたいという意図があるそうです。

名護ジュニアのメンバーが「カジマヤー」の写真を紹介してくれました。

「カジマヤー」の写真
それにしても97歳とは思えない艶やかなお顔!

パート練習ではJude先生の「花ぬ風車」新編曲に取り組みました。

名護ジュニアのメンバーが何度もお手本を歌ったあと、YVPのメンバーも数名ミュートを外して歌ってくれたのですが、日本語がとてもきれいです。

歌のお手数をみせてくれたソプラノのひよりさん

どちらの合唱団も(たとえローマ字が読めなくても)聞いたままの発音をはっきりと再現できています。耳が良いんですね。

質問タイムでは、お互いの国の流行りの音楽やアニメの話題が出ていました(私は全くついていけませんでしたが笑)。前回より少し打ち解けたかな?

最後にお互いの国の言葉をいくつか覚えたあと、マイクを外して挨拶(^^)

「こんばんは」 「マンガンダン ガビ」

「ありがとう」 「サラマット」「にーふぇでーびる」(沖縄の言葉でも)

フィリピンは7000以上の島があるそう。日本にも6800以上の島があるので、海に囲まれた、島の多い国という共通点がありますね。その分、方言も多いそうです。

さて、次回の6/15はいよいよ3曲目に入ります。フィリピンのミンダナウ島に住むティボリ族の歌「Lemlunay」。楽しみです。